不要な批判は無視していい

誰かが人と違う意見を言ったとき、新しいことを始めたとき、必ずと言っていいほど批判にさらされます。

それは、知名度のある人ほど多くなります。

中には、批判の多さに心を病んでしまう方もいます。

でも、個人であれば、法令に反しない行動や言動であれば、第三者の無責任な批判なんて、全部スルーすればいいんです。いちいち反応する必要もないし、心を病む必要もないし、ましてや見る必要すらありません。

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批判をする立場の人間はどんな人がいるでしょうか。

1 直接的に不利益を被る人
2 直接的な不利益はないが、意見などを間違いだと批判する人
3 批判されている対象を見つけると批判する人

意見ではなく、何か新しいサービスを展開している場合、1は細分化されます。

1-1 新サービスの利用等をしており使い勝手等に問題があると批判する人
1-2 新サービスに顧客を取られる立場にある人


ここで耳を傾けるべきは「1-1 新サービスの利用等をしており使い勝手等に問題があると批判する人」のみです。

あとの批判は反応する必要もなければ見る必要はありません。

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市場化された先進国では、各個人の判断が集団となって世論を形成します。何を選択しようと、何を発信しようと、法令に反していなければ何ら問題はありません。

1-1は商品の改良に役立てられる面がありますが、その他の批判については、耳を傾けたところでプラスに働くことはありません。

3は言わずもがなですが、2や1-2の立場の人は、批判し相手の地位を下げることで相対的に自分の立場を上に押し上げようとしているだけです。そんなものは放っておけばいいのです。どちらが正しいかは市場が判断してくれます。

そんなものを相手にしている暇があったら、自分の価値を上げることに注力しなさい。

体験談等を批判するとき、決して、「経験をしていない者は批判してはいけない。」と言いたいわけではありません。

批判することは一向に構いませんが、反応を貰えなかったからって「間違いを指摘しているから反応するべき」とか言ってはいけません。反応が戻ってこないのは、相手に送った意見が反応するに値しないからです。なぜ相手の言う意見や新サービスが駄目なのか、粛々と意見を書き続ければいいんです。