考え

考え

この記事は移転前のブログで2011年12月17日に書いたものです。

今日はパシフィコ横浜でのマイナビ主催の合同説明会。

…に行くはずだったのですが、それをやめて一日中「Business Media 誠」でちきりんさん関連の記事を読み漁っていた。


12月の初旬に行った合同説明会の感じから考えると、《企業が時間を区切ってプレゼンをして、それを聞いた学生が「いいな」と思ったらプレエントリー》というのが合同説明会であると思います。これ、学生にどれほどのメリットがあるのか、とても疑問に思います。

今ではインターネットでだいたいの情報が手に入る時代。合同説明会でプレゼンする内容なんて、企業の採用ホームページに行けば9割は分かるでしょう。初旬に行った説明会では、人事の話し方や様子で会社内の雰囲気が分かるなんて思っていた。でもそれは結局のところ一部であって全体像ではない。個別の説明会やセミナー、OB訪問などに行ったほうがよっぽど分かる。

なら、合同説明会の参加企業で、ここ回りたいなと思う企業の採用HPを見て学んだほうが、時間的にも、金銭的にも、体力的にもいいに決まっている。


という結論に至ったわけです。



♪♪♪



そしてちきりんさんの記事を読み漁っていたのですが、収穫が大きかったです。
まず企業の見方選び方について新しい切り口を考えるようになりました。

今までは適当に調べて適当にHPを流し見して、適当な感覚でプレエントリーをしていたから、個別説明会でも質問をすることができませんでした。
企業を見ても、自分のフィルターが確立していなかったからです。そして今も確立はしていません。

企業レベルだと「海外への展開について」、ちきりんさんも書かれていた「成長・支援・運営・再生の種類」、仕事レベルだと「チームで動くか個人で動くか」「上司への風通し」

という点で見ていたのですが、どうもしっくりきません。企業レベルのふたつは自分のフィルターと言えるのですが、仕事レベルのフィルターがどうもしっくりこないのです。


記事を漁っていて一番感じたのが、原始的大企業の柔軟性のなさ、なんです。そしてそれは私も嫌いです。しかし何を持ってそれを計ればいいのか。それが分かりません。今後は基準となる何かを考えながらいろいろ見て聞いていくようにします。

例えば「御社はこの時代の変わり目に何の変革をもって対抗しますか?」とか?

うーん、しっくりこない。分からん。でも見つけたい。基準となる何かを。悩む悩む…。