こだわりを置く場所

こだわりを置く場所

この記事は移転前のブログで2012年7月21日に書いたものです。

7月初旬から抜け殻のごとく中身の無い生活をしてしまいました。詳細は書くことはできないのですが、久々に「負けたくない」「勝ちたい」と思って努力したのですが敗れてしまったから。ここまで好奇心や競争心に駆られたのは高校以来かもしれません。

何故ここまでやる気を掻き立てられたのか整理してみることにしました。


今回の出来事

・勝ち負けの基準が(相対的に)明確
・知的好奇心を掻き立てられる
・触れたことのある話題で取っ掛かりがあった
・周りもレベルが高いことは分かっていた
・一点豪華主義で、それの成功以外考えていなかった
・「考える力」が試されていた
・1人プレイじゃなくて協力プレイで作り上げた

一点豪華主義でそれの成功以外を考えていなかったという点が、今後の人生において危惧すべき点ではないかと思います。一点豪華主義というとちょっと語弊があるかもしれませんが、他の可能性を考えていないという意味で使っています。

例えば、何かの仕事をしていて壁にぶつかったとき、手段は替えなければならないとします。ところが、最初にとった方法で乗り切ろうと固執してしまえば上手くいくはずがありません。AがダメならB、BもダメならCという具合に対応していく力を養っていかなければなりません。もちろん譲れない点という物はあっていいものですが、それは自分の力の及ぶ範囲内にしておかなくてはならないということも学びました。

今回は相手ありきの所に譲れない点を持ってきてしまっていたため、敗れた際のダメージが想像以上にでかかった。さらに言ってしまえば、こだわりを置いたところが、相手ありきで決まる場所で且つ自分自身に直接影響がきてしまう物だったので、ダメージが恐ろしいまでに膨れ上がってしまった。こだわりをどこに置くかということは吟味すべき点であるということですね。


●●こだわりは自分の影響下且つ自分により遠い所に設置する●●


といったところですかね。TVで取り上げられているのをつい見てしまうので、やはりダメージはでかい。そして自分の関わったものが放送電波に乗って、目に見える形で取り上げられているからこそ、自分の力の至らなさを痛感させられる。ただし、道はこれ一本じゃない。まわり道をしても、景色を楽しむ余裕だけはなくさないように気をつけよう。