ワークシフト

ワークシフト

この記事は移転前のブログで2012年9月29日に書いたものです。

おちゃらけ社会派ブロガーのちきりんさんが「ソーシャルブックリーディング」という企画を開催するようなので、それに乗っかってワークシフトを読みました。
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20120816

本書は主に5つの要因と3つのシフトの説明が書かれており、5つの要因が形作る未来の姿をいくつか予想して紹介するというものでした。
正直1周読んだだけでは頭に入りきらないことが多く、とりとめのないまとめ、感じたことの雑記のような感覚で今回の記事を書いてみます。

5つの要因は
1.テクノロジーが進化
2.グローバル化の進展
3.人口構成の変化
4.社会の変化
5.エネルギー・環境問題の深刻化

これを自分なりにまとめると

これからの社会はテクノロジーが進化して世界中の人々が自宅にいながら繋がることができるようになる。
そのため24時間週7日休まず世界は動き続け、それは個人も例外ではない。
さらに、エネルギー問題の深刻化もあいまって、在宅勤務もしくは「オフィス・ハブ」で働くようになる。
世界中の人々が繋がることで70億人(今後はさらに増える)での競争の世界になり、格差がさらに拡大する。
小さい頃からネットを介してグローバルな環境に触れ、勉強していくことが大事になる。
また、医療の進化により70代80代まで働き続ける人が多数になる。
シリコンバレーのような専門家集団の集積地のようなものがあらわれ、有能な人はそこに集まっていく。
従来の家族が一緒に暮らすあり方も変わっていく。

このように社会が変化していく中で、漫然と迎える未来を避け、主体的に築く未来に進むために、3つのシフトが必要であると。


3つのシフトは
1.専門的な技能の連続取得
2.ポッセ、ビッグアイディア・クラウド、自己再生のコミュニティを築く
3.消費から情熱を傾けられる経験へ


今現在のゼネラリストはテクノロジーの進化とグローバル化によって、その地位が役に立たなくなる。そのため専門技能を取得していかなくてはビジネスマンとして成功するのは難しい。しかも1つの技能では、その技能が古いものになったときに、どうしようもならなくなるので、複数の深い専門技能が必要である。
2.で述べた3種のコミュニティを築くことで、協力してイノベーションを起こせるようになる。ポッセは似た価値観の人同士ですぐに連携しあえる関係。ビッグアイディア・クラウドは多様な人で構成される緩く広い繋がりで、コラボレーションなど、イノベーションを起こせる。
大量消費が善とされる古い価値観から脱却し、経験やバランスを重視した生活も善となっていく。


追記するかもですが、この辺でまとめを一旦終了。