風が吹けば桶屋が儲かり選挙をしたら……

風が吹けば桶屋が儲かり選挙をしたら……

この記事は移転前のブログで2012年12月14日に書いたものです。

きたる2012年12月16日は衆議院議員総選挙です。風が吹けば桶屋が儲かる理論で総選挙が起きたら何が起こるのかを考えてみました。

選挙が行われる

どの政治家も議席獲得に必死になる

少ない票で議席の取りやすい地域での活動や、大衆迎合の政策が増える
(人口の多い都会より人口の少ない地方の声がより反映される。都会に住む若者の声より、先祖代々ある地方に住み続ける高齢者の意見が反映されやすくなる。公務員の給与削減、官僚の悪者扱い)

田舎のお年寄りをどうやって楽させるかという方向へ政治が進む。公務員志望者が減り、業務は増える一方で公務員の質は下がる。

世代間格差は広がる一方。優秀な人材は民間に流れていくので、青田刈りは盛んになり、公務員の給与削減もあいまって、労働市場で労働者の地位は下がる。そして給与も上がらなくなる。

結果、財政はさらに悪くなり、国民の反対を押し切り増税が進む。与党の支持率は下がり解散を迫られる。

以下ループ




さあ、このループはどこで止められるだろうか。一票の格差については最高裁が違憲判決を出しているけど、選挙無効までは言っていません。5倍も開いているにも関わらず、です。
そして16日には国民審査も同時に行われます。

国民審査についてはちきりんさんの解説が一番わかりやすかったです。直リンクは貼らないので「ちきりんの日記」で検索を!(ただのファンです)